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Dr招聘勉強会

Drを招聘した勉強会

富士薬局グループでは、医師の治療方針と薬局の服薬指導をしっかりとリンクさせるため、定期的に様々な医師を招聘し、医師の治療に対する考え方を学んでいます。これにより富士薬局グループ薬剤師は、医師の治療方針に則したよりよい服薬指導を提供し、患者さんに安心感を与えられるものと考えています。

甲斐先生
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門松医師
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「脳梗塞の分類と治療」
堀江病院 脳神経外科 金澤 宏志 先生

脳梗塞は、以下の3つの分類に分けられます。
 ラクナ梗塞・・・脳の毛細血管の様な細い血管が詰まる。
 アテローム性脳梗塞・・・比較的太い動脈が動脈硬化等によって細くなり、詰まる。
 心原性脳梗塞・・・心房細動等により、心臓にて血栓が生成され、それが原因で起こる梗塞。

分類の説明の後には、患者様のFLAIR画像を診ながら症例検討を行いました。(立体視にも挑戦)
症状は、広範囲の脳梗塞が重症になるとは限らないそうで、大きさではなく、どこで詰まったか(場所)が重要であると学びました。 また、糖尿病を併発している人は全身の血管が痛んでいるので、非糖尿病の患者と比較すると脳梗塞は治りにくいそうです。
 最新の治療法としては、血栓の先までワイヤーを入れ、引っ張ってとる方法(Merci retriever)があります。この方法には術者に対し、日本脳血管内科治療学会指導医に限られるという使用制限があるそうです。
 薬物治療に関しては、抗血小板作用だけでなく、スタチン、EPA製剤を用いて、血管平滑筋を広げることも重要であると学びました。
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皮膚科 軟膏の塗り方指導など
蜂谷病院 皮膚科 前田 秀文 先生
蜂谷病院 前田秀文先生より『リハビリの仕事』についてご講演いただきました。皮膚の生理学的構造(セラミドは脂質なのでステロイドを通す)、体の部位による吸収率の差、経皮吸収のメカニズムなどの生態構造的講義からはじまり、外用剤の特性、疾患についての講演をしていただいた。
皮膚の外用剤の特性
・ 主剤の浸透性:NSAIDsなどのステロイド以外用の外用剤は吸収効率を促進するものを、添加しないと吸収されない
・ 刺激性、接触アレルギー、紫外線安定性、耐汗性、抗菌、身体部位の特性、使用感(塗って気持ちよさが大切)
・ 軟膏:べたつき、撥水性、皮膚保護作用
・ クリーム:界面活性剤、防腐剤を含む
アトピー性皮膚炎:ドライスキン、バリア破壊、アレルゲンなどの皮膚への進入、サイトカイン放出。アトピー患者さんは掻いて気持ちよさがある、中枢性オピオイドレセプター、ストレス回避の行動
ネザートン症候群:角質が作れない、SPINK5遺伝子疾患
など、普段の調剤業務では触れることの出来ない皮膚科医の外用剤の考え方や処方の仕方など貴重なご講演を頂いた。
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リハビリの仕事
太田福島総合病院 リハビリテーション科 中嶋 憲 先生
太田福島総合病院 理学療法士 中嶋憲様より『リハビリの仕事』についてご講演いただきました。「リハビリ」と聞くとマッサージなどしている場面を想像するかもしれませんが、実際には理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語療法士(ST)により筋力強化訓練やストレッチ、ゲームや手芸など様々な方法を実施しており、患者様の希望に適した状態へ回復することを目的としています。
リハビリテーションは疾患ごとに決まっており「脳血管疾患リハビリテーション」「運動器リハビリテーション」「呼吸器リハビリテーション」「心大血管リハビリテーション」の4つに区分けされ、20分1単位として行われます。
薬剤師もリハビリの現場に無縁ではありません!活躍の場はあります!「この薬は何の薬?」「これは薬の副作用?」理学療法士さんは決して難しいことを求めているわけではありません。身近なところから薬剤師もリハビリの現場へ一歩足を踏み入れられたら、とてもやりがいがありそうだと感じました。

分子整合栄養医学に基づく栄養療法
Anti-platelet Therapy in Drug Eluting Stent Era
富士重工業 健康保険組合 総合太田病院 循環器科 古野 泉 先生
分子整合栄養医学とは、血液検査の結果を、生化学や栄養学に基づいて体内栄養素の解析することでて体内栄養素の過不足を判断するものです。したがって、通常の血液検査における判断とは、解釈の仕方が異なります。例えば、有名な検査値であるAST(GOT)・ALT(GPT)が高値を示すと「肝臓に問題あり」と判断するわけですが、分子整合栄養医学においては、これらの値が下がっている時にも注目し、「ビタミンB6不足」と判断します。 なぜでしょう?それには理由があります。 血清中のASTやALTにはそれぞれビタミンB6が結合したホモ型酵素と、ビタミンB6が結合していないアポ型酵素が存在します。特にALTのアポ型酵素は不安定であり、半減期が短いため血清中では活性が著しく低下します。そのためビタミンB6が欠乏した状態では、血清中のAST、ALT濃度は低下するわけです。
分子整合栄養医学に基づく治療法の流れとしては、
1. 血液検査の実施
2. 解析結果に基づいて、不足している栄養素を補うサプリメントや、蓄積している有害物質を排出しやすくするサプリメントを処方する。
といったものですが、最大の特徴は、個人個人の体質に合った治療を行っていくとこが出来るという点を先生にはご講義いただきました。

薬剤溶出世代の抗血小板療法
Anti-platelet Therapy in Drug Eluting Stent Era
太田福島総合病院 副医院長 福島弘樹 先生
太田福島総合病院 副医院長 福島弘樹 先生より薬剤溶出世代の抗血小板療法についての研修を行いました。福島弘樹 先生は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の権威で多くの患者様を救っています。今回のDr招聘研修会では、薬剤師があまり目にすることのない経皮的冠動脈インターベンション介入法、およびそれ以後の抗血小板療法の重要性についてご講演をいただいた。

太田福島総合病院 TEL 0276-37-2378