研修会報告
富士薬局グループ研修会
「霊黄参、霊鹿参、感應丸氣についての勉強会」
講 師: 救心製薬 鶴島様
【霊黄参】
基本は成人を対象としているが、信頼関係が構築されている患者であれば子供でもOK。妊婦に関しては、早産のおそれがあるため、使用は避ける。
体力がある人(実証)が疲れてしまった時に服用する。即効性あり。
主要成分は、ゴオウであり、清熱作用が期待される。インフルエンザや風邪などで熱だけが続いている時にも効果があるが、体がウイルスをやっつけるために上がる熱(あがり始めの熱)に関しては、下がらないので注意する。熱中症予防やスポーツ、畑仕事をされている人たちにも適している。
服用時のアドバイスは、お風呂に入る30分~40分前に服用すると非常に効果的である。(シャワーでは駄目)また、「いつもより、1時間早く寝てください」とアドバイスをすると、より効果を実感してくれる割合が高くなる。
【霊鹿参】
効果に即効性はなく、効果発現まで4ヶ月以上必要である。
対象は、色が白く朝から体がだるく感じる人、冷え性の人、膝や腰に痛みがある人等に適している。妊婦にも使用可能。
成分は紅参と鹿茸の組み合わせで、現代人に多い腎虚(精の不足)の改善作用が期待される。腎虚といえば、老化現象をさしていたが、現代社会においては若い人にも多く見られるようになり、子供からお年寄りまで、根本的な体作りに広く用いていただける。
不妊に対して、使われるケースがもっとも多く、高温期にならなくては、いけない時のみだけの服用でも効果がある。
【感應丸氣】
対象は、寝ても疲れが取れない、朝からだるい、肩や首がこっている、ストレスが多い人などに使用する。妊婦には使用不可。
成分は麝香であり、精神的ストレスによっておこる気の乱れを治す作用がある。服用時のポイントは、まず匂いをかぎ、ちょっと舐めてから服用すると、通常に服用するより効果的である。
報告者:日乃出店 古澤
富士薬局グループ合同安全管理研修会
ANAヒューマンエラー対策コース
講 師: 池上義博様
社長の挨拶
今後の富士薬局グループについて
社内書類の変更、フレディアについて
薬歴の書き方
勤続表彰
新人紹介
ヒューマンエラー対策コース
―ANAラーニングインストラクター 池上義博先生―
“誰の責任か”ではなく“誰が防止できたか”が重要というキーワードをいただき、ヒューマンエラー対策セミナーを行った。
ANAのヒューマンエラーの対策および航空機に起こった実際の事故事例をもとに研修を行った
・ヒューマンエラーの基本的考え方
ハインリッヒの法則
エラーチェーン
SHELモデル
・エラーの理論(人間の特性)
人間の脳のメカニズム
視野の限界
パターン認識
記憶
脳の関与レベル
意識
・エラーを防ぐ有効な方法
指先呼称
STOP LOOK
・バイオレーション
・エラー防止実践方法
エラートレランス(エラーの許容度)
エラーレジスタンス(エラーに対する抵抗力)
・チームマネージメント
人間関係
コミュニュケーション
リーダーシップ
安全文化を作り上げるためには、
個人×チーム×組織が重要

富士薬局グループ合同安全管理研修会
『何処がいけないの?』
講 師: 第一三共株式会社 医薬営業本部 北関東支店
推進課 主査 井出淳司 様
安全管理という側面から富士薬局グループ全体での研修会開催は初めてであり、今後、会社全体・各店・個人におけるリスクマネージメントの具体的な方策が示され、調剤薬局として患者さんに評価される知識・技能・態度とは何が必要なのかと再確認させられた研修会でした。
研修会は、3セッションに分かれて行われ、リスク、リスクマネジメントの用語からスタートし、
第1セッションでは、リスクママネジメントを考えるという課題で、
リスクとは?
調剤事故の頻度
調剤事故の捕らえ方と業務のプロセス
調剤事故がおこったら
調剤事故と訴訟
についてお話をいただいた。
第2セッションでは、ビデオ学習を行い
調剤ミス、事故、過誤についてのビデオを見て、
各自問題点の抽出を行い、グループディスカッションによる、原因、解決策を各グループで話しあい全体発表を行った。
第3セッションでは、患者さんの視点と自主トレという課題で
調剤事故発生時の対応について
薬剤師の任務と国民の意識・苦情
薬剤師に必要な知識とテクニック
薬局に求められるもの
安全管理指針と業務手順書について
薬のプロとしての意識改革と自主トレ についてお話いただいた。

糖尿病ケーススタディー -グループディスカッション-
あいケア薬局 野川店 友田店長
糖尿病療養指導士である野川店友田店長を講師に招き、各グループ5~6名ごとのグループに分かれて、各設問に対してディスカッション形式にてケーススタディーを行った。普段投薬時に行っている薬剤師の立場から各個人の意見を出し合い発表を行うことで、多面的な意見を取り入れることができ、今後の服薬指導の向上につながった。
設問内容の一例:
■ 医師はインスリン治療を勧めましたが、患者様はインスリン注射を拒否されました。
・インスリン治療を拒否する患者へのインスリン導入をどのように説明しますか?
・また、インスリン治療を受けていただくためのアイデアは?
■ 運動開始時のどのようなことに注意、どのような運動をすすめますか。
・薬局で相談されたとき、どのようなアドバイスを行うべきか?
■ あなたならこのような質問にどのように答えますか?
・血糖コントロールが悪いのはわかっており良くしたいと思っている。
しかしインスリンを打つようになったらインスリン注射を一生やめられなくなるから嫌だ。
・インスリンの治療をすれば終わりだと友人に聞いた。
・インスリンの針を刺すことが恐ろしく痛いのは嫌だ。
・インスリン治療で低血糖になるのが怖い。
など・・・・
各設問に対し各薬剤師が意見を交換し、有意義なディスカッションを行った。
